このレビューを読むには、5~6時間かかる可能性があります。『Break Arts II』

ゲームタイトル:
開発元:
パブリッシャー:
定価:
1,480円
GREENER 筆者:GREENER Steam プロフィール

お断り:本記事は正式発売前の試遊版を参考に書かれており、製品版とは仕様が異なる可能性があります。

こんばんは! かつてないテンションでお送りする豚さんです!
相槌を打ったり打たなかったり、名称未定でーす。
今日ご紹介するのは、巡航速度や旋回性能を自分好みにカスタマイズし、ライバルを蹴散らしながらコースを駆け抜け、誰よりも早くゴールを目指すスピードバトルなゲームです。さて、ジャンルはなんでしょう?
……えっ、これ答えなきゃダメ? レースゲーって言わせたい感半端ないんだけど。
はい残念! 答えはロボゲーです!!
Break Arts II やったーカッコイイ! (画像は只のプリセット機体)
オペ子の声は日本語ボイス11種+英語1種の12パターンもあるぞ。
強く、美しく、そしてなにより速い! そんなロボをデザインして駆るアーティストとなり、グランプリやタイムアタックで報酬を稼いで階級を上げ、アンロックされたパーツでロボを改良してまたレースへ。オンライン対戦も可能なロボバトルレースゲー、それが『BREAK ARTS Ⅱ』です。
今レースゲーって言った!
言ってません。
ちなみに報酬の単位はCapitalで記号は$ですが、それを支払ってパーツを購入するわけではないので、経験値だと捉えてもよさそうです。
Break Arts II
Break Arts II
ロボは前腕部自体が火器のいわゆる「武器腕」で、左右に1つずつ装備できます。相手のロボを破壊して再構築される間に追い抜くもよし、火力はかなぐり捨てて速さのみを追求するもよし。どんなゲームにするかもお好み次第って感じですね。
Break Arts II 飾りの手首パーツもあるよ!
戦闘要素はそんな比重おっきくない感じ? せっかくのロボなのに殴り合わないの?
武器には射程の概念があるので、まずその距離まで追いつけないと話になりません。最初は先行逃げ切り型が強いのかなと思ったんですけど、実は順位が下の機体ほどブースト性能にプラス補正がかかります。ですから、どうしてもある程度の防御性能だけは要りそうな感じです。
レースによっては走行中にいつでもサブ機と切り替えられるので、戦闘型で団子状態を脱してから逃げ切り型に替えるのもアリですね。
ちなみに武器もややこしくていいですよ。ホラホラ、これ!
Break Arts II
日本語でぷりーづ。
これだけだと「なんのこっちゃ?」かも知れませんが、大事なのは武器1つとっても見た目を弄れるってところです。ロボを改造できるゲームって、例えば大火力で固定砲台するの大好きって人は、重量級の装備を積むためにぶっとい脚しか選べないとかありがちじゃないですか。プレイスタイルによって見た目が制限されてしまう。
Break Arts II すべてのパーツを剥がした状態。金色のリング状の部位が、すべてパーツ取り付け用のコネクタ。
もちろん本作でも当たり負けしない重さを、と思えばデータ重量を増やさないといけないわけですが、それはどのカテゴリのパーツをどこに付けてもいいんです。コネクタの数を増やすこともできて、性能を全く変えないまま見た目だけを変えることが容易なので、好きな性能のまま好きな見た目に近づけられます。
Break Arts II もちろん限度はある。旋回性能に関わるパーツを付けないと直進しかできないからな!
見た目がカブらないのはいいことだよね。街歩いてて同じ服の人に会うと気まずいし。
でもさ、要するにアカやミドリ以外のこうらも投げられる配管工カートなわけじゃん。ロボである必要は?
そういうこと言っちゃう子はまずこれを読むのです! 取り敢えず無印の全10巻を!
https://www.mangaz.com/book/detail/45341
(注意:あなたの睡眠時間が削られる可能性があります。)
ふむ?
ざっくり言うと、連載当時から見た近未来でのオンライン協力/対戦型ロボゲー漫画なんですけど、操縦はコクピット型筐体の中で、改造作業は自宅のPCで専用エディタを使ってと、夢で溢れてるというか、むしろ夢とロマンしか詰まってないですね! ビス1本から自作できるって、時代が追いつける気がしない!
ほー(生返事)
Break Arts II ちゃんと二次創作の許可を頂きました。 ©馬頭ちーめい/STUDIOねむ
コンシューマ機には無理でも、PCゲームでならいつの日かこれに近いものが……と思い続けてきましたが、そこでこの『BREAK ARTSⅡ』! ロボカスタマイズゲーで「BREAK A○○○」ですよ? もうこれは遊ぶしかないでしょ!?
うんうん(生返事)
Break Arts II この記事を書いてる人の名前の元ネタです。 ©馬頭ちーめい/STUDIOねむ
『BREAK ARTS Ⅱ』も近未来で流行っている没入型アーケードゲームって設定ですし、類似性を感じずにはいられません。そりゃダメ元で開発者さんに一足先に遊ばせてくれって頼みもしますよ!
ふむぅ(生返事)
漫画と違って流石にモデリングまではできませんが、素体にパーツを付けたり外したり曲げたり捻ったり、あーでもないこーでもないと思う存分弄くり回して「ぼくだけのさいきょうろぼ」を作れます。あぁ幸せ。
Break Arts II カラーリングはRGBをスライダーで調整するタイプ。塗り分けパターンは固定。
SNS用にゲーム画面の2倍の解像度でスクショを撮るなんて機能もありますし、もちろんオンライン対戦で上位に入賞すれば勝利ポーズを見せつけられるので、お披露目もバッチリですよ。
Break Arts II まだ持ってないパーツ見せられると悔しい。
……いや、漫画読んでたらロボ弄りたくはなってきたけど、本編はそのレースじゃないの?
お祭りだって楽しいのは準備段階。カスタマイズこそが本編です! パーツ追加DLCとか出たらまんまと買っちゃいますよこれ。それで「レースしようぜ」って誘われても「今ロボ弄ってるからあーとーでー」ってなっちゃう未来が目に浮かびます。
Break Arts II レースはアクセルが自動で左スティックの下がブレーキという珍しい操作。
ちょっとタイムアタック用に装甲全部剥がしてスラスタ山盛りの作ろうと思ったら、エディタ開いて5分で目的を忘れて、そのままずーっと実用性度外視の可変機考えてましたからね。幾つかのジョイントは、ブースト中や射撃中といった条件で動かせるんですよ。ほらほら。
ただ実際にブースト焚くとポーズも変わっちゃってシルエットが崩れるので、各動作時のポーズも設定できたらさらに良いんですけどねー。
Break Arts II したい
そういうの、開発の人に言ってあげなよ。
あと折り曲げジョイント、0~90°じゃなくて-90°~+90°になりませんかねえ?
だから直接言いなってば!
いや、だって恥ずかしいですし……。
ここ、そういうメッセージを託すとこじゃないからね!?
Break Arts II 余計な確認してこないのいいよね。
ところでさ、話聞いてるとなんかこれ、レースしないで芸術点にガン振りしたロボをお互い見せ合うだけの内容でも成立しそうだよね。車とかバイクなら現実でもそういう会あるんじゃない? オーナーズクラブとか。盆栽とかも近いかも。
レースに勝つという目標があるけどやらないのと、なくてできないのとでは違うんじゃないですか? まあそもそも、これ書いてるのって発売前なのでオンライン対戦試せてないんですけど。
それもそうか。あっ、そう言えば開発者さんに「一足先に"買わせて"くれ」って頼んだけど、結局貰っちゃったんでしょ? メディア用ってことで。
……それがなにか?
いや、この画像が刺さるかなって。
ほっといてください!
Break Arts II レース中は勝ち確の時くらいしか余裕がなくてスクショが撮れないのであった。
プリセットの機体も出来がよくて、これ超えるの結構難しいのでは……?

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