Steam でバイオハザード4が発売されると聞いて、しかも予約購入特典があると聞いてすぐさま予約。 休日を潰して1日中プレイ。 長い間、多くの人にプレイされ続けたこのゲームのレビューをさせていただく。
ゲームキューブ用ソフトとして2005年に発売されたバイオハザード4。 グラフィックの向上・隠し要素の追加等を経て2014年に発売されたのが今作である。
バイオハザード4の過去の話となるバイオハザード2でも主人公を務める。
2の時点では警官として勤務1日目の新米だが今作では超一流のエージェント。 拉致された大統領の娘を救出するという任務を与えられるほどの凄腕に成長している。 強い。
拉致された大統領の娘。 体術や銃での攻撃能力は無く、特に指示を出さない限りレオンの後ろを離れずに着いてくる。 彼女を操作するチャプターでは難易度によるがビハインドカメラから過去作の固定視点になるため戸惑うプレイヤーもいると思うが短いので心配はいらない。 かわいい。
Steam のストアページのジャンルを見たらホラーと書き忘れていたようだがバイオハザードシリーズと言えば「ゾンビが迫り来る恐怖」だと思う。 しかし4とナンバリングされたこのゲームはシリーズの常識を見事に壊してきた。
例として
①操作の難しい監視カメラ見られているような固定視点だったのがプレイヤーを背後から映したビハインドカメラに。
②斜め上下か正面の3方向だけだった攻撃方法を真上・真下から少しの角度を除くほぼ全ての方向へ攻撃が可能に。
③特定の部位を攻撃した際に怯んだ敵への体術によるダメージ。
固定視点で自分のナイフや敵の攻撃のリーチが分かりにくかったのが解消され、自由かつ精密な射撃で近い敵だろうが遠い敵だろうが怯ませ、弾薬はなるべく温存したいが敵は倒したいから体術でとどめを刺す。なるべく敵との戦闘は避けたいというそれまでのシリーズに比べ、バイオハザード4は積極的に敵を倒すことも出来るアクションゲームになったのだ。
上に挙げた変更点の他には
①アイテムは見易くハイライトされ、その場で行えるアクション(扉の前で「開ける」等)は表示されるようになった。
②セーブ回数の制限の撤廃。
③表示されたコマンドを素早く入力することによる攻撃や回避の追加。
④倒した敵がアイテムやお金を落とすようになった。
⑤武器は一部を除き得たお金で購入することにより増える。
等がある。
そしてこの要素の多くは後継のバイオハザード5やバイオハザード6に受け継がれている。 出てくる敵の強さは物語に比例して強くなっていくが、レオンの使える武器も強くなり、持てるアイテムの量も増える。 必死に一周目をクリアしたと思ったら次々出てくる隠し要素。
キャラクターやコスチュームをアンロックしよう!
隠し要素を開放するために何度もプレイする。 弾数無限!という武器が出てくる。 今までのお返しと言わんばかりにそれを使うことも出来る。 が、何故か最初から持っている武器だけで攻略することを目標とする。 大量の敵をナイフ(と体術)だけで殲滅する。 セーブをしない 一度も死なない。 一度もダメージを受けない。 一つ一つクリアしては一つ二つと組み合わせる。 不可能と思える