『Nandeyanen!? The 1st Sutra』ラブレター・フロム・スイス

ゲームタイトルNandeyanen!? The 1st Sutra
    開発元Tchagata Games
パブリッシャーTchagata Games
     定価:198円

筆者:SHINJI-coo-K
Steam プロフィール
Twitter
blog

Nandeyanen!? The 1st Sutra

今日はスイスからやってきた日本へ向けての熱烈なラブレターに関する話をしよう。そのラブレターの名前は『Nandeyanen!? - The 1st Sutra』。このラブレターはシューティングゲームの形を取って作られた。

Nandeyanen!? The 1st Sutra
公式で日本語対応済み制度(精度も高い)
Nandeyanen!? The 1st Sutra

ゲーム内容に先駆けてまずは開発陣について。

開発チームはわずか五人。彼らは日本にかつてあったPCエンジンというハードでリリースされたシューティングゲーム『はなたーかだか!?』から色濃く影響を受けている。(『はなたーかだか!?』は自キャラが天狗で、画面内のキャラサイズも大きく設計されていた。)

インスピレーションを受けたタイトルはそれだけにとどまらずトレジャー、ケイブのシューティングゲームや、恐らくは世界観については『大神(PS2)』なども挙げられている。そもそも彼らは日本の同人ゲームやアーケードゲームシーンに強く刺激を受けたそうだ。

Nandeyanen!? The 1st Sutra

肝心のゲーム内容だが横スクロールを採用したシューティングで、後に詳しく触れるが少々変わったシステムを組み込んでいる。

Nandeyanen!? The 1st Sutra

その一つが“ポッドシステム”だ。これは画面に三つまで置くことが出来る時限式発動の極太レーザーで、固めの敵が上下に出現した時などに使用するといいだろう。

このポッドにはデメリットもあり、三つ使い切ると“溜め攻撃”と後述する“カウンター”がしばらくの間使えなくなる。基本的には二つまでの使用で留めるような運用が望ましいだろう。

Nandeyanen!? The 1st Sutra 溜め攻撃のレーザー
Nandeyanen!? The 1st Sutra ポッドは天狗マンのお供達

自キャラ(天狗マン)の当たり判定は少し分かりづらいので注記するが、当たり判定は“腰にある円形の黄色部分”にある。これを意識するだけでも随分プレイしやすくなるだろう。

Nandeyanen!? The 1st Sutra
ご覧の通り顔面に被弾しても大丈夫

そしてこの作品の一風変わったシステムと言えば敵の弾をはじき飛ばす「カウンター」だ。
これは『STREET FIGHTER III 3rd STRIKE』という格闘ゲームにあった“ブロッキング”というシステムからインスピレーションを得て組み込まれたものだそうだ。

Nandeyanen!? The 1st Sutra
紫のビームをカウンターで返し青いビームになっている。ダメージを与えることも可能

溜め中にギリギリまで敵の弾を引きつけて弾に触れると反射される、といった使用方法だ。よって被弾を防げるというシステムだが、実際、ゲームにテクニカルな要素を与える事に成功している。

あえてバリアではなくカウンターというシステムを組み込んだ野心に賞賛を送りたい。
もっとも、カウンターシステムにはリスクがあり、積極的に運用するとそれだけ被弾しやすくなるデメリットの方が大きく、趣味的にしか機能していないのが残念だった。カウンターを狙うよりきちんと避けた方が良くなってしまっている。カウンターによってプレイヤーに大きい、あるいは多くのメリットを提示して欲しかった所だ。まあそれはリリース予定の次作に期待することとしよう。

Nandeyanen!? The 1st Sutra

シューティングゲームで忘れてはならないのがサウンドの面だ。気鋭アーティストによるサウンドはステージ進行と常に同期しており(コンティニュー画面時ではBGMがステージ進行BGMと切り替わり専用BGMになるなど)ボス戦まで高いテンションを保ってくれる。無論、ボス戦ではそのテンションが更に上がる事間違いなしだ。

Nandeyanen!? The 1st Sutra 期待を煽るカットイン
Nandeyanen!? The 1st Sutra しばしば挿入される会話シーン

今作のBGMは特徴的で日本語音声を一部サンプリングして使用しているなど、聴いていて飽きない素晴らしい仕上がりになっている。ただ……サンプリングされている日本語が関西弁で「やかましいわボケェ!(合っているかは分からないが)」などで、何故か「なんでやねん!」という音声はサンプリングされていない。つまり、これをもってしてタイトルの「なんでやねん!」を言う運びになった訳だ(筆者は関西生まれ)。

Nandeyanen!? The 1st Sutra

さて『Nandeyanen!? - The 1st Sutra』というラブレターに対する返信のような記事になってしまったが、であるが故に二通目のラブレターを恋い焦がれるようにして待ってみようじゃないか。次作は今作を更に越えた作品に進化していることを願って。

そして願わくばだが、良い意味での「なんでやねん!?」というサプライズが待ち受けていることを期待している。

Merci wiedersehen!

今すぐウォレットチャージでこのゲームをゲット!

PROスチーマーのSteamグループが出来ました!よろしければ参加をお願いします!