名探偵シャーロック・ホームズの推理が冴え渡る『Sherlock Holmes: Crimes and Punishments』

ゲームタイトルSherlock Holmes: Crimes and Punishments
    開発元Frogwares
パブリッシャーFocus Home Interactive
     定価:3,980円

筆者:Reversal!
Steam プロフィール

世界で最も有名な探偵であるシャーロック・ホームズとなり、卓越した推理で真相を明らかにする。 そんな魅力的なゲームがこの『Sherlock Holmes: Crimes and Punishments』だ。

Sherlock Holmes: Crimes and Punishments

原作小説にある6つの事件をベースにしたオムニバス形式の作品となっており、原作好きもそうでない人も楽しめる内容になっている。公式で日本語対応しているのも嬉しい。 過去に多くのシャーロック・ホームズゲームを開発してきたFrogwaresの最新作ということもあり、グラフィック面やシステム面が非常に洗練された、集大成と言える作品だ。

Sherlock Holmes: Crimes and Punishments

多彩で多才な推理を楽しもう

シャーロック・ホームズと言えば、優れた推理力だけではなく、人物観察や科学的知識、果てはボクシングや変装に至るまで、様々な分野に長けていることで有名だ。 本作ではそんなホームズの多才さを、数多くの推理システムで再現している。

Sherlock Holmes: Crimes and Punishments
Sherlock Holmes: Crimes and Punishments

左図:人物観察。身体的特徴などから手掛かりを集め、容疑者の人物像を完成させる。
右図:尋問。関係者から事件に関する情報を聞き、食い違いや嘘があれば証拠を突きつけて真実を聞きだそう。

 

Sherlock Holmes: Crimes and Punishments
Sherlock Holmes: Crimes and Punishments

左図:現場の観察。集中して観察することで、気づきにくい手掛かりを見つけることができる。手掛かりを見たホームズが頭の中で考えた情報は画面に表示されるため、どのような思考を経ているのかが一目でわかる。この演出はドラマの「SHERLOCK」を彷彿とさせる。
右図:事件の前後関係を整理。事件当時に誰がどのような順番で動いたかを整理することで、新たな手掛かりが得られる。

 

Sherlock Holmes: Crimes and Punishments
Sherlock Holmes: Crimes and Punishments

左図:書庫での資料検索。ホームズ自慢の書庫で辞典や新聞などを調べることで、現場で得た証拠から更なる情報を得ることができる。
右図:科学捜査。顕微鏡や化学薬品を用い、思わぬものから証拠を見つけ出す。

 

Sherlock Holmes: Crimes and Punishments
Sherlock Holmes: Crimes and Punishments

左図:変装。時には正体を隠して潜入捜査も行う。普段は得られない証言を聞くことができる。
右図:ピッキング。事件の真相に近付くために、時には非合法な手段を取る必要もある。

 

洗練された推理システム

手掛かりを集めたら推理を行うことになる。よくある推理ゲームでは、手掛かりが書かれた手帳をめくりながら頭の中で組み立てていく必要があるが、本作ではよりグラフィカルでやりやすいものになっている。 ※ネタバレ要素が多いのでモザイクなどで処理している。

Sherlock Holmes: Crimes and Punishments
Sherlock Holmes: Crimes and Punishments

左図:手掛かりを組み合わせて仮説を導く。
右図:複数の仮説を組み合わせることで大きな仮説を導く。

 

これを繰り返すことで結論を導き出す。 仮説によっては2通りの解釈ができるものもあり、全く違う結論に辿りつくことも可能だ。仮説同士に矛盾がある場合は赤く表示されるため、どこに問題があるかも一目でわかる。

プレイヤーに委ねられる罪と罰

本作の副題には「Crimes and Punishments」とあるが、正にこの副題通りに、誰を犯人として告発し、どのように罰するかは完全にプレイヤーに委ねられている。 どう考えても犯人ではなさそうな容疑者であっても、それらしい仮説を導けば犯人に仕立て上げることだって可能だ。 逆に、情状の余地のない凶悪な犯人に温情を与えることもできる。

Sherlock Holmes: Crimes and Punishments

もちろんゲームとしての正解は存在するし、筋道立てて考えて行けば真犯人に辿りつくことはできるが、推理ADVでこのような遊び方ができるのは面白い。 他のプレイヤーがどのような判断を下したかの統計も表示されるので、自分の考えと比べてみると良いだろう。事件によっては大きく判断が分かれているものもあり、「これが正解だ」と言い切れないところに人を裁く難しさが感じられる。

Sherlock Holmes: Crimes and Punishments

ホームズはロード画面で「罪と罰」を読みふけっている。何を思っているのだろうか。 もちろん本作でもワトソン君やレストレード警部、ハドスン夫人などのお馴染みの面々も登場する。ホームズの奇人変人ぶりに振り回されつつも思わず感心してしまうといったお約束もあるので安心してほしい。 シャーロック・ホームズゲームの最高傑作とも言えるこの作品、静かにじっくりと楽しむのにはうってつけだ。

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