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走れ自由へ!クレイジーバイクアクション『LocoCycle』

ゲームタイトルLocoCycle
    開発元Twisted Pixel Games
パブリッシャーMicrosoft Studios
     定価:980円

筆者:ピノ

今回私は、非常に独創的でユーモア溢れる、異色のバイクゲーム「LocoCycle」の魅力について語ろうと思う。

【あらすじ】
国際武器カルテル「ビッグアームズ」が、人工知能を搭載したバイク型の兵器「I.R.I.S.」(アイリス)と「S.P.I.K.E.」(スパイク)を 完成させた。 ビッグアームズは見本市を開いてこれらのバイクを売るつもりでいたが、見本市の途中、偶然にもアイリスに雷が直撃したためにアイリスの回路がショートしてしまう。

LocoCycle

エンジニアのPablo(パブロ)はアイリスを修理しようと試みるが、修理中に彼のズボンのすそがアイリスの車体に引っかかってしまい、身動きがとれな くなってしまう。そして同時に、雷の直撃によって自我が芽生えたアイリスはパブロを引きずりながら、インディアナ州スコッツバーグで開催される、「フリー ダムラリー」を目指す冒険に出る。

LocoCycle
LocoCycle

・・・というようなストーリーである。 アイリスは人工知能を搭載していながらもパブロとは話が噛み合わず、パブロは終始アイリスに引きずられたままである。 しかもパブロがそんな状態であるのにもかかわらず、アイリスは一般道路を走るのはもちろん、とんでもない距離をジャンプしたり、海を渡ったり、挙句の果てには空を飛ぶ。 しかし、一方でアイリスはパブロのことを気遣うようなことを言うなど優しい一面もあり、ただ暴走してパブロを引きずり回すだけではない。 またアイリスのライバルとして、スパイクが同じように人間をひきずりながらアイリスを追跡するのだが、アイリスに対しては好戦的でありつつも、スパイクのパートナーと一緒に観光スポットを巡ったり、行く先々で色々なものを食べる(?)といったように、敵・味方含めて登場人物のキャラがしっかりと立っているのも評価すべきポイントである。

【ゲームシステム】
このゲームはバイクがメインキャラクターであるが、レースゲームではない。 アイリス(とパブロ)を操作して追ってくる敵を倒していくというのが主な内容である。 アイリスは最新鋭の兵器であるので銃を撃つことはもちろん、自身やパブロを使って体当たりしたり、敵をタコ殴りにしたり、敵の攻撃に対してカウン ターアタックをすることも出来る。

LocoCycle

敵が発射したミサイルに対してもカウンターアタックは可能である。

また、時折QTEが発生するのだが、失敗した時のペナルティはそれほど重くないため、理不尽なゲームオーバーによって何度もリトライすることを強いられる、というような事態にはならない。

LocoCycle QTE。 大したペナルティは無い。
LocoCycle

これらの理由から、アクションゲームとしての「LocoCycle」の難易度は決して高くはないと言える。 そのためこのゲームはアクションゲームが苦手な人にも楽しめるだろう。

【おすすめポイント】
アクションが簡単というのもこのゲームの良い所であると思うのだが、それ以上に、このゲームの特筆すべき点は、「いい意味での馬鹿馬鹿しさ」であると思う。 このゲームの設定やシステム(例えばパブロがしばしばブーメランのように扱われるということなど:下図参照)もそうだが、各ステージ毎で流れる映画風実写ムービー(スキップ可)は、馬鹿馬鹿しさとB級感が相まって退屈せずに見ることが出来るだろう。

さらに、各ステージをクリアする度にアイリス(とパブロ)をアップグレード出来るポイントが手に入るのだが、そのポイントをメイキング映像や設定資料などのアンロックに使うことも出来る。 そういったように、楽しめるところが多いのもこのゲームの魅力の一つである。

LocoCycle
敵との戦闘中、ブーメランのように投げられるパブロ。
LocoCycle
アップグレードの際には、パブロを強化することも出来る。 この画像のアップグレードは、「パブロがバウンドして2体にぶつかるようになる」というもの。

【補足】
嬉しいことに、このゲームは日本語に対応している。 ところどころタイプミスと思わしき所があったり、日本語になっていない所が一箇所だけあるのだが、ス トーリーの進行上問題はない。 (英語版でもその箇所を確認したところ、英語版でも英語になっていなかったのでミスなどでもないだろう)
また、注意すべき点としては、キーボードだとプレイしづらいかもしれないという点である。 コントローラーがあれば問題はないが、持っていないという方は キーコンフィグをいじってからプレイした方がいいだろう。

【総評】
一言で言ってしまえばバカゲーである本作だが、娯楽作品としての完成度は高い。 深いことを考えずにプレイ出来る上に、値段も高くはないので、この記事を読んで少しでも興味が湧いた方や、バカゲー好きのSteamerがいれば、是非、買ってみてはどうだろうか。

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