指示を出すのも大変ならば、指示を聞くのも大変だ『Clandestine』-Side A-

ゲームタイトル:
開発元:
パブリッシャー:
定価:
1,980円
Litchi 筆者:Litchi Steam プロフィール
はじめに。

今回ご紹介する『Clandestine』は、いわゆるスパイである現場諜報員「Katya」とその後方支援担当のハッカー「Martin」をソロプレイでは切り替えながら、2人プレイではそれぞれのキャラを担当して遊ぶ非対称型のCOOPゲームとなっています。

主人公2人は武器の扱いがうまい、解錠が早いといった程度の性能差ではなく、操作系統もゲームのジャンルすらも別物。お互いのできること、できないことがわからない初見プレイがとても楽しいゲームです。

そこでソロプレイについては試しもしないまま、スパイとしてのみプレイしたLitchiによる-Side A-(このページ)、次回掲載予定のハッカーとしてのみプレイしたGreenerによる-Side B-、各自の視点で全く違う認識に至ったであろうレビューを比較してお楽しみください。
Clandestine
ハイ、というわけで改めましてこんばんは。Litchiですにゃん。
こんばんは。必要があるのか微妙なところ、相槌係りです。
今回は同合記事ってことで、私もGreenerさんみたいな形式で書いていくよ!
大丈夫でしょうか? おもしろく書けますか?
………………にゃぁ。
………。
むぅ……げ、ゲームのお話をしていくにゃっ!
はぁい、よろしくおねがいしまーす。
えーと、最初に書いたとおり、このゲームは「スパイ」と「ハッカー」の2サイドがあって、COOPの際には役割分担する形でプレイすることになるのにゃ。
今回のスパイサイドは、TPSで行われるステルスゲームのお話になりますね。
百聞は一見にしかずってことで、
まずはこちらのスクショをみてもらいましょーにぇー。
Clandestine
さぁ、さっそくだけどここに本作のヤバイところが見え隠れしてるにゃよ。
……ごくごくふつーのTPSに見えますけど。
にゃ。基本的な部分はふつーのステルスゲームですにゃ。
しゃがめば足音消して動けるし、背後からの近接キルは無音でできる。カバーアクションもできて、その状態から引き込む形での近接キルも可能、っとみゃ。
ステルスゲームとして合格点のアクションですよね。
でもじゃあ、なにがヤバイんですか?
ずばり言うと”情報”にゃ。その最たる例を挙げると、マップにゃ。
マップ……二人とも同じものになるのでは?
それがね、そもそもスパイはマップを見られないのにゃ。
現在地どころか、今どんなマップを攻略しようとしているのか、ゴールはどこになるのか、終始知る手がないのにゃー。
そ、それって要するに迷子ってことじゃないですかっ。
おまけに敵やカメラ、使えるギミックすらもわからないにゃ。
正確に照準を合わせる形で凝視すれば青枠で囲われるんだけれど、
そんなんパッと見ではわからにゃいよね?
それ、意味なくないですか……。
※めっちゃ初耳なんですけど?
おまけにおまけに? 己の体調すらも全然わかりません。
ほら、HP表示が無いにゃ? これもハッカーさんしか見れない情報なのにゃ。
……まるでわからないことだらけだ。じゃあ一体どう攻略するんです?
指示を仰ぐにゃ(ドヤァ)。
え、威張るところですか、それ。
まぁまぁ。続けて他の例も挙げてくにゃー。
至る所にある扉は大抵パスワードが必須にゃん。これはハッカーさんに教えてもらう必要があるみゃ。つまり、スパイ単独だと突破手段がないってことみゃーね。
Clandestine テキストチャット(画面左)でハッカーさんにパスを教えてもらってます。
装置は地味にテンキーでの入力も可能と、快適なプレイを支えるちょっとした配慮も。
そりゃあ、電子戦はハッカーさんの領分ですよね。
んでんで、各所にはある監視カメラは、廊下の角とかドアの真上とか、視認の難しい場所に設置してあったりするにゃん。
なんだか、やたら現実的なカメラ配置だぁ。
実にいやらしいみゃあ。
敵の目も合わせて考慮すると、前情報なしではろくに動けたもんじゃねえにゃ。
よって、スパイは何をするにも、何をすればいいか教えてもらわないと駄目ってわけにゃ。
だから「指示を仰ぐ」、というわけなんですねぇ。
想像してみてほしいにゃ。どこに何があるのか、誰がどれだけ居るのか、
現在地はどこなのかまったくわからない様子を。
うーん、突然異世界に飛ばされたファンタジー物の冒頭みたいです。
なんでここに居るのかわからないって、割とヤバイことだと思うにぇ……。
そんなわけで、このゲームは「スイカ割りみたいな感じ」と思っていただければ概ね正解にゃー。
Clandestine ちなみにホストはスパイ、ゲストはハッカー固定です。
スパイの持つ数少ない決定権は、会話の選択肢やミッションの選択になります。
ではスパイさんには仕事がないのかっ! いやあるッ!
(なぜ反語?)
ということで続いては我らが腕の見せ所ッ、戦闘について、だにゃ!
そういえば、プレイヤーキャラの「Katya」さんって女性主人公ですよね。
珍しいですけど、腕前が気になります。
はいッ、ではこちらをご覧くださいにゃす。
Clandestine
……って意気込んでみたは良いものの、悲しいことにこのおねーちゃん、凄腕ってわけではないにゃあ。どの辺りかを具体的に言うと、射撃の腕が一般人レベルなのにゃぁ。
一般人レベル……ハンドガンの射程範囲を現実的な話でいうと、
6,7mぐらいになるとか。
……おねーちゃんはこれぐらいが有効射程距離の限界にゃ。
えっ、こんなものなんですか?
むしろこの距離でも外せちゃう。
目と鼻の先なのにっ。
その上、一対一で撃ち負けることも珍しくにゃいのですにぃ。
えぇ……。
"スパイ=非戦闘員"な印象そのままだと思ってくださいにゃす。
見つからないのが最適解なんです。
うぅん、大抵のゲームではもう少し射程がある気がしますね。銃の扱いはもう少し練習してほしいかも。
そのかわり、さっき少し言ったように近接キルは使い勝手いいにゃ。
へえ、見た目によらず武闘派だ。
あい、なので円滑な敵処理のため事前に、地形と敵の関係を把握することがひじょーに重要にゃんですね。
……地形、敵? それって、ハッカーさんのサポートありきな情報でしたよね。
ふふふ、YESぅ……実は戦闘の面でもハッカーさんによる指示が生命線になるのにゃぁ。
スパイさんは現地に居るのに、クリアリングも満足にできないんですか。
純粋な目視のみになりまぁす……。
きびしぃ……。
Clandestine ミッションに向かう時はこんな感じに、装備スロットの許す限り、
お好きな物をお好きなだけもっていけますにゃ。
……あれぇ? なんだか、ここまでの話だと、スパイさんなにもできなくないですか?
と思うよにぇ? でも現地に居るからこその仕事もあるにゃん。
例えば収集物。いっぱい集めるとご褒美として装備がアンロックされてくにゃ。
これはマップに映らないみたいだから、みゃーの目視確認と探索能力が頼りになるにゃ。
ハッカーさんからはわからないもの……そういうのもあるんだ。
向こうからは無理っていうと、ネットワークから独立したPCもそうにゃ。
そういうPCに端末装置(モデム)を設置して、ハッキングができるようにするのも大事な役割だにぇ。
まあ、普通に考えたら機密事項をスタンドアローン化(※)しておくのって、当たり前ですもんねぇ。
(※)コンピュータを他のコンピュータと接続せずに、単独で動作させている状態を意味する。
他にも動きの面で言ったら、みゃーは地味にたくさんのことへ神経を使ってたにゃ。教えてもらったカメラや敵の位置、そこから想定できる安全なカバーポイントは当然、常に頭に入れてたにゃ。
んー、ハッカーさんはおそらく先々のことを調べてますし、今現在の状況を管理するという役回りは、うまく仕事分担できてると言えるのかも?
もっと細かいところを言うと、ドアを開けっ放しにしておくかどうか、敵を近接キルと射撃どちらで倒すか、とかもにゃ。こういう部分は途中で増援が来る時に意外と違いが出るのにゃ。
あれ、思ってたよりもスパイさん、それっぽい仕事してるかも。
それっぽいではにゃく! プロですからねっ!
はいはい。
あ、そういえば弾の管理も大変だったにゃ。なんたって各マガジン単位で弾がカウントされているから、残弾3/10のマガジンとかを作っちゃうと、咄嗟の集団戦には対応できないにゃ。
全部のマガジンが合計される、ゲーム的な使われ方では無いと。
こういう所もハッカーさんが知りえない部分だから、みゃーの管轄になるにゃにぇー。
指示を聞くばかりでも駄目ってことですね。
Clandestine 至る所にはクリアにまったく関係ないフレーバーテキストが、たっくさん存在しています。
細かいネタが豊富な気配は感じつつも、しかし、英語ぢからの低い我々に読む気力はなく……。
ふぅ……兎にも角にもです。スパイに求められることは「指示をきちんと実行できる力」なわけですにぇ。
ハッカーさんも、こちらが作戦通りに動くこと前提で指示されますし、現地の実行力、対応力は大切ですよね。
そういうことにゃす。これ、文字では伝わりにくい部分だと思うんだけど、意外と終始忙しかったにゃー。
そこはなんだかんだ言ってもアクションゲームですからねぇ。
ハッカーさんの目がある分、サボれませんし。
みゃ、コミュニケーションは大事にゃ。
でもねそのくせ、うまくいった時とかのテンションには温度差があったりするんだみゃ。
そういえば、こっちの射撃が綺麗に決まって陶酔してても、ハッカーさんはクールに「じゃあ次ね」って感じでしたもんね。
戦場に居るスパイと安全な場所に居るハッカー。その物理的な違いによる空気感が見事に表現されてたにゃ。この辺、本作は絶妙な按配だったと思うみゃ。
Clandestine おもしろいことに、本作の時代設定は1990年代。
ちょっとした小物からも時代を感じられるのが実に細かい作りですね。
さてさて、みゃーたちのお話もこの辺でおしまいになるにゃ。
なんだか、あんまり語れていない気がしますね。
会話形式だからでしょうか?
それは……スパイってアクションこそすれど、頭使うことは少ないから……。
あぁ、なるほど……。
と、ともあれ、今宵の集いはここまで!
……で、ですね。えーと、最後に動画を張っておこうと思うんですけどにぇ……
どうかしましたか?
このゲームはボイスチャット込みでやるとすごく楽しいからさ、
それを伝えたくて、その…………我々の声あり、です。
え、えぇ……いらないよぉ……。
って感じに、おめーらの声なんか聞きたくないんだよって人は、
くれぐれも注意だにぇぇ……。
そんなわけで、今度の今度こそ終わりにゃー。
はい、続きはまた次回、Greenerさんの送る『ハッカー編』ですね。
みゃ。すっごくおもしろいから超ご期待、ですにゃ!
うわぁ、ハードル上げていくスタイルぅ……。
にゃん☆ こういうのは先制攻撃が大事なのにゃ!
(そういうのは大抵、手痛い反撃があるパターンでは……)
Greenerさんの記事はこちら

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