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トイレにモーションセンサー爆弾仕掛けたの誰だよ!?『Screencheat』

ゲームタイトルScreencheat
    開発元Samurai Punk
パブリッシャーSurprise Attack
     定価:1,480円

筆者:GREENER
Steam プロフィール

Screencheat
Hobby Horseの突進も他人から見るとこんな感じ

チート。 それは”イカサマ”である。 ゲームの寿命を縮める歓迎すべからざる存在だ。

が、なにもそれはウォールハック、オートエイムといった悪質なソフトウェアに限ったことではない。 普段はクロスヘアを表示しないゲームにおいてモニタの中心にセロテープを貼って点を書くのだってれっきとしたチートだし、もっと言えばパッドの連射機能ですらチートと判定されることもある。 このゲームでは数ある不正のひとつを題材とし、その行為を許可するどころか推奨している。

Screencheat
右下は空だけを見て居場所を隠す逃げ切りスタイル

さて話は一旦過去へ跳ぶ。 今を去ること十数年、SONYとSEGAが任天堂の牙城を切り崩しつつあったその最中、一本の傑作FPSが産声を上げた。 NINTENDO64ソフト『ゴールデンアイ007』だ。 ピアース・ブロスナン演じる同名の映画をモチーフとしたキャラゲーでありながら、その完成度には眼を見張るものがあった。 キャンペーンもさることながら、なにより画面分割による対戦モードが抜群に面白かったのである。 連日のように友人宅に集って行われる対戦会は、誰言うとなくあるテクニックを発生させる。 ひとつのテレビ画面を共有して遊ぶということは、見ようと思えば対戦相手の視界も見ることができる。 そこに特徴のある通路などが映れば、その位置が特定できる。 これは大きなアドバンテージとなる。 やがて平然と行われるようになるその行為。 それこそが、ScreenCheat(覗き見)だ。 結果ゴールデンアイでは情報を与えないように壁の方を向いたまま横ににじって移動するなどという奇行へと発展していくのだが、これでようやく話は本筋へと戻る。

このゲームはその覗き見によるイカサマが主題の、画面分割によってローカル対戦だろうとオンライン対戦だろうと常に全員分の視界が表示される対戦FPSである。 ただひとつ特異な点は、全員が透明人間だということだ。 薄ぼんやり見えるとかそこだけ空間が歪んでいるとかそういうヒントは一切ない。

まったく完璧にパーフェクトな透明である。

全員の視界に、プレイヤーは誰一人映らない。 だからこそ、他人の視界を覗いて位置を知るのである。 見事なまでの思い付き一点突破ゲーだ。 ゲームとして成立させる工夫もちゃんとある。 どのマップもおおよそ四区画に分けて四色に塗り分けられ、例え視界に空しか映っていなくてもざっくりとした位置はわかるし、また銃なら撃てば銃口から立ち昇る硝煙が、Melee武器も振ればその軌跡が表示される。 そしてどんな武器だろうと当たれば一撃死だ。

Screencheat
各馬一斉にスタート!

ゲームルールも

  • My First Deathmatch (普通のDeathmatch)
  • Hillcampers (=King of the Hill)
  • Elimination (=Last Man Standing)
  • Capture the Fun (なるべく長い間目標物を持って逃げまわる)

といったお馴染みのものに加えて、一風変ったものが用意されている。

Screencheat 右上がCapture the Funの目標物であるピニャータ辺りに紙吹雪が舞い散るので居場所がバレバレ
Screencheat 下位の人には一気にポイントが入るMurder Mystery

One Shotではその名の通り弾が一発きりで、全員が撃ち切るか全員共通のタイマーがゼロになるまでリロードができない。
Murder Mysteryでは各自にターゲットが今いる部屋の色と使うべき武器が示され、間違った相手をあるいは間違った武器で殺すとスコアがマイナスされていく。 闇雲に弾をバラ撒けば解決とはいかないモードといったところか。 武器はオーソドックスなものからクセの強いものまでひと通り揃っているが、筆者のオススメはなんといってもHobby Horseだ。 普通に使える飛び道具も数あるなか、先っちょに馬の首をつけた棒っ切れに跨ってぱからんぱからんランスチャージするという馬鹿馬鹿しさと、突進中は曲がれない上に単なるMeleeと違って連発できないという使い勝手の悪さがたまらない。 使用可能な武器を馬に限定して遊んだらまあ相打ちが出るわ出るわ、結局誰一人勝利することはなかった。 人がいないと面白いか試すことすらできない対戦ONLYのゲームで、その性質上BOTと遊ぶこともできないとなると少々二の足を踏むが、このレビューの見出しに釣られるような層なら間違いなく楽しく遊べるはずだ。 ただし、覗き見以外のチートは対戦相手の了承を得てからに。

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